親が亡くなった後、クレジットカードの明細や通帳を確認していて、「ヤフージャパン」や「AP(LINEヤフー(カ」といった請求に気づくことがあります。
「昔からYahoo!の有料サービスを使っていたようだけれど、何の料金か分からない」
「親のYahoo! JAPAN IDやパスワードが分からず、解約できない」
「本人が亡くなっている場合、家族が代わりに手続きできる?」
このような場合は、まず請求元を確認しましょう。
Yahoo! JAPANの有料サービスには、現在のLYPプレミアムなどがあります。契約しているIDが分からなくても、条件に該当すれば、家族などが代理で利用停止を申請できる公式フォームが用意されています。
この記事では、親が亡くなった後にYahoo!の有料サービスを解約する方法を、ログインできる場合とIDが分からない場合に分けて解説します。
※ここでは、クレジットカードや金融機関の明細に「ヤフージャパン」「AP(ヤフー(カ」「AP(LINEヤフー(カ」などと記載されている有料サービスを中心に説明します。Yahoo! BBやアプリ版LYPプレミアムなど、一部対象外のサービスがあります。
親が亡くなった後もLYPプレミアムの料金は請求される?
LYPプレミアムは、Yahoo! JAPANの有料会員サービスです。
契約を終了する手続きをしないままになっていると、親が亡くなった後も、契約状況や支払い方法によっては料金の請求が続くことがあります。
まずは、親名義のクレジットカードや銀行口座の利用明細を確認しましょう。
請求の表示例として、次のような名称があります。
- ヤフージャパン
- AP(ヤフー(カ
- AP(LINEヤフー(カ
ただし、これらの表示があっても、必ずLYPプレミアムの会費とは限りません。Yahoo! JAPANのほかの有料サービスや、別の契約が含まれている可能性もあります。
請求元の名称や金額、請求日を確認し、どの支払い方法で請求されているかを把握しておきましょう。
Yahoo!の有料サービスを解約する前に確認すること
手続きを始める前に、分かる範囲で次の情報を整理しておきます。
- 親の氏名
- 親の住所や以前住んでいた住所
- 親のYahoo! JAPAN ID(分かる場合)
- クレジットカードや銀行口座の利用明細
- 請求が発生している時期や金額
- 申請する人が受信できるメールアドレス
IDやパスワードが分からなくても、代理申請の対象になる場合があります。
特に、請求明細に記載された名称が公式フォームの対象に該当するかどうかが重要です。
ログインできる場合のLYPプレミアム解約方法
親のYahoo! JAPAN IDでログインできる場合は、Yahoo!ウォレットなどから継続中の有料サービスを確認し、利用停止手続きを進めます。
1. 親のYahoo! JAPAN IDでログインする
Yahoo! JAPANのサイトにアクセスし、親のYahoo! JAPAN IDでログインします。
すでにログイン状態になっている場合は、画面に表示されているIDが親のものか確認しましょう。
2. 継続中の有料サービスを確認する
Yahoo!ウォレットの継続中サービスの確認画面などから、契約している有料サービスを確認します。
LYPプレミアムが表示されている場合は、そのサービスの案内に従って利用停止手続きを進めます。
3. 解約手続きを完了する
画面に表示される案内を確認し、利用停止を確定します。
手続き後は、サービスの状態や請求に関する表示を確認しておきましょう。
なお、Yahoo! JAPAN ID自体の削除と、有料サービスの利用停止は別の手続きです。必要な情報やほかのサービスの利用状況を確認してから、IDを削除するか判断しましょう。
Yahoo! JAPAN IDやパスワードが分からない場合
親のYahoo! JAPAN IDが分からない場合でも、条件に該当すれば、家族などが代理で有料サービスの利用停止を申請できます。
LINEヤフーには、Yahoo! JAPANの有料サービスについて、本人が手続きできない場合の代理申請制度があります。本人が亡くなっている場合は、ウェブフォームからの代理申請も可能です。
1. 請求明細が申請対象か確認する
まずは、クレジットカードや金融機関の明細に記載されている請求名を確認します。
ウェブ申請で停止できるのは、主に次の名称で請求されている有料サービスです。
- ヤフージャパン
- AP(ヤフー(カ
- AP(LINEヤフー(カ
一方、Yahoo! BBなど一部のサービスや、LYPプレミアムのアプリ版の請求は、この申請フォームでは停止できない場合があります。
請求名が対象外の場合は、該当するサービスの公式窓口で手続き方法を確認しましょう。
2. 公式の有料サービス利用停止申請フォームを開く
対象となる請求が確認できたら、LINEヤフーの公式フォームから申請します。
有料サービス利用停止申請フォーム
申請画面では、支払い方法に応じた情報や本人確認に必要な情報を入力します。
フォームのURLが https://inquiry.ms.yahoo.co.jp/ で始まっていることを確認してから、個人情報を入力してください。
3. 支払い方法に応じた情報を入力する
申請フォームでは、請求が発生している支払い方法に応じて情報を入力します。
例えば、クレジットカード払いの場合は、利用明細やカード情報を確認しながら必要事項を入力します。
銀行口座からの引き落としの場合は、通帳や金融機関の明細に記載された情報を確認します。
請求が発生している支払い方法が分からない場合は、フォームに表示される本人確認の案内を確認しましょう。
入力内容とYahoo!ウォレットの登録情報が照合され、該当するIDが確認できた場合、そのIDで利用している対象の有料サービスが停止されます。
4. 申請結果をメールで確認する
申請時には、結果を受け取るためのメールアドレスを用意します。
フォームの案内に従って入力し、確認コードなどが届いた場合は手続きを進めてください。
申請後は、「申請を受け付けました」などの完了画面が表示されることを確認しましょう。送信が完了する前に画面を閉じると、申請が正常に受け付けられない可能性があります。
LINEヤフーの案内では、ウェブ申請による利用停止の目安は3〜5日程度です。ただし、申請が集中する時期などは時間がかかり、申請した月内に停止できない場合もあります。
手続きが完了したかどうかは、結果メールなどで確認しましょう。
ウェブ申請ができない場合は郵送で手続きする
ウェブフォームで申請できない場合や、画面の案内どおりに進められない場合は、郵送による利用停止手続きも確認できます。
郵送申請では、申請書を用意し、必要事項を記入したうえで、指定された書類と一緒に送付します。
郵送による利用停止の目安は、書類の送付から通常1〜2週間程度です。申請が集中する時期などは、さらに時間がかかる場合があります。
申請書や必要書類、送付先については、LINEヤフーの公式案内を確認してください。
郵送による利用停止手続き
なお、この手続きは有料サービスの利用停止を目的としたもので、Yahoo! JAPAN IDやYahoo!ウォレット自体の削除を申請するものではありません。
申請しても利用停止できない場合
申請内容と登録情報が一致しない場合などは、対象となるIDを確認できず、利用停止ができないことがあります。
その場合は、まず請求が発生している支払い情報をもう一度確認しましょう。
クレジットカードの明細を再確認する
カード明細に「ヤフージャパン」などの対象となる名称が記載されているか確認します。
カード番号が分からない場合や、明細の内容について確認したい場合は、カード会社に問い合わせる方法もあります。
銀行口座の明細を再確認する
通帳やウェブ明細に、LINEヤフーからの請求が記載されているか確認します。
別の会社やサービスからの引き落としであれば、Yahoo!の利用停止フォームでは手続きできない場合があります。
対象外サービスではないか確認する
Yahoo! BBなど、一部のサービスは通常の有料サービス利用停止申請では手続きできません。
また、LYPプレミアムでも、アプリ版など契約経路によっては別の窓口で手続きする必要があります。
請求名や契約内容を確認し、対象サービスの公式案内に従って進めましょう。
クレジットカードを止めれば解約できる?
親名義のクレジットカードが使われている場合、カード会社への連絡が必要になることがあります。
ただし、カードを停止することと、Yahoo!の有料サービスを正式に解約することは別です。
カードの停止だけで契約が終了したと判断せず、LINEヤフーの利用停止申請や、該当するサービスの正式な窓口で手続きを進めましょう。
また、支払い方法や契約内容によって扱いが異なる可能性があるため、カード会社には故人名義のカードの取り扱いや継続課金について相談してください。
LYPプレミアム以外のデジタル契約も確認しておく
Yahoo!の有料サービスの手続きが済んだら、必要に応じて、親が利用していたほかのデジタルサービスについても確認しておきましょう。
例えば、次のような契約です。
- 動画や音楽の定額サービス
- アプリの定期購入
- クラウドストレージ
- 携帯電話会社の有料オプション
- そのほかのオンラインサービス
ただし、請求明細に見慣れない名称があっても、すぐに不要な契約と判断するのは避けましょう。請求元やサービス内容を確認し、必要な契約かどうかを整理してから手続きを進めます。
デジタル関係の手続きをまとめて整理したい場合
親が利用していたサービスがLYPプレミアムだけとは限りません。
スマートフォンやパソコン、メール、写真、ほかの定期購入など、複数のデジタル関係の整理が残っている場合もあります。
「どのサービスを利用していたのか分からない」
「請求元を一つずつ確認するのが大変」
「スマートフォンやパソコンの整理も必要」
このような場合は、デジタル関係の整理を相談できるサポートを利用する方法もあります。
サービスによって対応できる範囲は異なるため、相談する際は、対応できる機器やサービス、手続きの範囲、料金、必要書類などを事前に確認しておきましょう。
LYPプレミアム以外にも手続きが残っている場合は、自分で一つずつ進める方法と、まとめて相談する方法を比較しながら、状況に合った進め方を選ぶとよいでしょう。
まとめ|IDが分からない場合は公式フォームで代理申請を確認する
親が亡くなった後にYahoo!の有料サービスの請求が続いている場合は、まず明細に記載された請求名と支払い方法を確認しましょう。
- 親のYahoo! JAPAN IDでログインできる場合は、継続中の有料サービスから利用停止する
- IDやパスワードが分からない場合は、対象の請求であれば代理申請フォームを利用できる
- ウェブ申請の利用停止目安は3〜5日程度
- ウェブ申請ができない場合は、郵送による手続きも確認する
- Yahoo! BBやアプリ版LYPプレミアムなど、一部対象外のサービスは別途確認する
- カード停止だけで解約が完了したと判断しない
IDやパスワードが分からなくても、対象となる請求であれば、家族などが代理で利用停止を申請できる場合があります。
まずはクレジットカードや通帳の明細を確認し、LINEヤフーの公式フォームで手続きを進めましょう。
